治験の休薬期間

治験を行う上で知っておかないといけないのは休薬期間というものです。
休薬期間というのは治験を行ってから一定の時間の間は次の治験を受けることができないというものです。
休薬期間を設ける理由はいくつかあります。


休薬期間があるわけ


1つは採血の量が多いためです。
いくら健康な人でも治験を続けて2回受けると血の量が足りなくなりますし、少なくとも健康の状態を損ねてしまいます。
採血の量によって変化は出てきますが、200ミリリットルでは男女ともに4週間以上、400ミリリットルでは男性では12週間以上、女性では16週間以上のあいだ採血をしていくことができません。

また一年間で採血できる量が決まっており、男性では1200ミリリットル、女性では800ミリリットルと定められています。
2つ目の理由としては薬の効果が残っており、正確な試験ができない可能性があるためです。
これは前に受けた治験の薬の成分が体内に残っていて2回目に行う治験の薬の効果を検証することができないからです。
試験の内容にもよりますが、3カ月から6カ月の休薬期間を取る必要があります。
治験での休薬期間を偽った場合は治験の取り消しだけでなく賠償金を請求される場合があるのでしっかりと注意しましょう。